院内新聞

バイオプログレッシブセミナー

根津先生と永田先生、Guzino先生のバイオプログレッシブセミナーがお茶の水であり、4日間行ってきました。
Rickets先生が創始したフィロソフィーがバイオプログレッシブです。ざっくり言うと、機能を重視した分析、診断システムで、下顎の成長を予測することとVTOという予後のビジュアル化と、Zero baseという個別化によって様々なパターンの場合に対応し、より正確に、目標とする口元を実現する考え方の体系で、かなり広汎な概念を含んでいます。
歯を抜歯して前歯を下げると、上顎の骨格も0.5mm-2mm、若干ですが変化します。その細かな変化を見逃さない事が大事だとつくづく思いました。
なにより、COAというソフトが感動モノで、これまで徹夜で検討していたより良い口元にするための歯の位置のシミュレーションを、歯をぐりぐりコンピューター上で動かすと、ほぼ同時にその歯の位置に仕上がった場合の口元の変化を確認することが出来ます。当院でも使用しようと思います。
月初にはjet systemのセミナーに行ってきました。これは、治療期間を早く終わらせるためのシステムですが、もっとも画期的なのは何を使って行うかという技術的な所と、これまで以上に一人の患者さんに費用をかけてまで、早く終わらせるべきだという経営的な話と思います。ただし、バイオプログレッシブにある成長要素はジェットシステムにはありません。なぜなら、バイオプログレッシブはあごの成長を利用してより良い口元にしようというのに対して、ジェットシステムは1年で終える事を目標としているため、その間で顎の骨が大きく成長することはあまり期待できないからです。
ジェットシステムの要素とバイオプログレッシブの要素を個々人に応じて使い分ければ、もっとよい治療ができるのではないかと思っています。
バイオプログレッシブとジェットシステムに共通するのは、経営の話やいかにお口の周りの筋肉の緊張が良い治療結果と関係しているかという話でした。これからもお口の周りの筋肉の機能については、しっかりと取り組んでいきます。

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