院内新聞

早期介入と機能的改善

こんにちは。

今回は早期介入と機能的改善についてです。

矯正治療は早いほうがいいかをよく尋ねられます。早期に悪くなるような原因が見られるならば、早いうちにその原因を取り除いておくのは悪くないのではないでしょうか、とお答えします。

小舌症の人は、遺伝に関係なくあごがとても小さいように、筋肉が歯列やあごの骨の形態を維持しているのです。子供は舌を前に出すことが多く、それで平常時に舌が上あごにない場合は、上あごが狭く、前歯が舌で押されて上顎前突になったり、もっと低い位置に舌があれば受け口になってしまうでしょう。上あごがV字でせまいと、上あごのスペースに舌を入れられないので、そのまま上顎前突であごがせまい形で成長がなされます。また、口も閉じにくくなるでしょう。

筋機能訓練に対して、患者さんの発達年齢が訓練可能で、母親に理解があり、筋機能訓練を継続する素地があれば、筋機能訓練や付随する必要最小限の矯正装置などによる早期の介入がのちの歯列の発育に奏功すると思います。様々なケースがあるものの、こちらが装置や指導で生体にきっかけを与え、自然のもつ「変えていく力」をうまく利用して歯並びや口元を自然に整えるのが理想です。

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