呼吸と歯並びの深い関係

あなたのお子様は、扁桃腺が腫れやすかったり、口呼吸をしていたり、鼻づまりを起こしていませんか? 呼吸は、かみ合わせに大きな影響を与え、顔の発育にだんだん影響してくることが一卵性双生児の報告で明らかとなっています。(下に双子の写真を示す。) 



また、かみ合わせを良くすると、あごが正常に発育し舌が前に移動して口呼吸から鼻呼吸に自然に改善することで、ちょうど双子の写真の下の顔貌から上の顔貌への逆の変化も起こすことが可能です。(下の写真を参照)

治療前→治療後

正常な状態。口を閉じて舌は口蓋に位置し鼻呼吸が確立されている。そのため上顎と鼻腔の発育が正常になされ、閉口筋と開口筋のバランスが取れ、顔面高も正常に保たれる 

正常な呼吸 イメージ
正常な前歯は、舌と口唇との力のバランスのとれた位置にある。
正常な呼吸 イメージ
通常の奥歯は、発育とともに、舌とほっぺたの筋肉との力のバランスがとれた場所に位置してしっかり噛み合ってくる。
正常な呼吸 イメージ
【正常の呼吸の気道と舌の位置】
舌は厚みがあり、舌骨が上方にある。鼻で呼吸している。
気道(青)は、咽頭扁桃で5mm、口蓋扁桃で14mm以上の幅が確保されている。

口呼吸の場合。開口癖、口呼吸により上顎および鼻腔は狭く、高口蓋となる。顔面高が高く面長になり、アレルギー性鼻炎の合併や慢性的な鼻づまりを起こしやすい。アデノイド(咽頭扁桃)は鼓膜とつながっており、中耳炎を起こしたりしやすくなる。咀嚼筋が弱く、下唇が厚ぼったい。首筋がたるんでいる場合が多い。

口呼吸の場合 イメージ
口呼吸や指しゃぶりでは、舌の押し出す力と、口唇の閉じる力の不足によって前歯が前に倒れたり上下の前歯同士が開いてくる。
口呼吸の場合 イメージ
常に口が開いていることで上の歯列が狭くなり、かみ合わせに影響する。
口呼吸の場合 イメージ
【口呼吸患者の気道と舌の位置】
舌は平たく、低い位置にある。
扁桃腺がはれていると、上中咽頭腔が狭くなる。気道を確保するために舌を前に出し、口を開けて息をする。そのため噛む力が弱くなり、顔面の高さが高くなる。舌を下げる舌骨下筋群が緊張し、舌骨(灰色)が重力で下降している。口唇が乾燥し、紫色でぼてっとしている。

舌の動きが悪いと歯並びが悪くなる

臼歯の位置は、舌、咀嚼筋との力のバランスに影響される。開口癖で舌背が口蓋(こうがいと読む。つまり上あごのこと)に達していなかったり、頬筋や咬筋の力が過剰だと、上顎歯列弓と上顎歯槽弓は狭窄しやすいといわれている。

正常な舌の運動 イメージ
正常な舌の運動 イメージ
舌の中央に力が入り、凸ませることができる。

下顎歯列が広がり、下顎前突や上下の前歯が開いた状態を呈する。口呼吸、舌小帯の短縮や、筋力自体が低い問題を有する事も多い。サ行やタ行が言いにくいことも経験的に多い。

低位舌/舌の運動不良 イメージ
舌が下顎歯列を押すことで、下顎前突や開咬を誘発する。
低位舌/舌の運動不良 イメージ
舌が平坦で、運動時に凹んでおり、横方向に力が入る一方、凸ませることができない。

舌と呼吸の問題がある場合には、ひどい場合にはアデノイド切除や舌小帯切除をおこなったり、そこまででなければ舌のトレーニング(MFT)や耳鼻咽喉科の受診で口腔機能発育におけるマイナス要因を改善することが勧められます。

> お口の正しい使い方トレーニング

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