院内新聞
顎の関節を確認する理由
当院では
・歯並びを整える
だけではなく、
・顎の関節(関節円盤の位置)の意識して噛み合わせのバランスを整える
を治療方針としています。
顎の関節がずれたまま矯正治療をするといわゆる「ぬかるんだ土地に家を建てる」ようなものです。
ぬかるんだ土地に家を建てると当初特に問題なく住めると思いますが、なにかしらの不可抗力がかかったときに家が傾いてしまう。ニュースなどでご覧になった方いらっしゃると思います。
矯正治療も同じことが起きます。顎の関節がずれたまま矯正治療を行うと治療後、歯は並んだとしても時間の経過や、もともとの癖等が原因で後戻りや噛み合わせのズレ、顎関節症などが起きる可能性がでてきてしまいます。
それらを防ぐために当院では顎の関節を診断してから治療計画を立てています。関節に問題があればスプリントを数ヶ月使用していただき再治療計画をたてて矯正治療を開始していきます。
一見する遠回りで早く装置を付けたい!と思われるかもしれませんが、最初をしっかり整えて治療をすることをおすすめします。
矯正治療は歯並びだけを整えるものではなく、噛み合わせとそれに伴う全身のバランスも整えていくものです。
もちろん関節に問題のない方もいらっしゃいますのでその方は矯正治療をはじめます。頭痛や肩こり等不定愁訴があると相談いただいた方に関しと関節に問題がある方はスプリントを使用していただいてからになります。





