院内新聞

あごの関節のMRI検査についてのQ&A

家族「うちの子にMRIはなぜ撮った方がいいの?」

院長「MRIって、歯医者さんではあまりなじみがないので驚くのも無理はありませんよね。あごの関節が悪くなければ、通常はそこまでの必要はありません。」

家族「MRIで、何が分かるんですか?」

院長「あごの関節のMRIでは、実はいろいろなことが分かるんです。あごの音の原因、すなわち軟骨のズレの状態を観察できることはもちろん、あごの痛みがあるか、つまり炎症状態の有無がわかるので、あごの関節の表面の骨が今現在吸収したり変形が進行してきているか、それとも今は落ち着いているのかが分かります。さらに、成長期であればあごの関節が今後伸びてくるかどうかがわかりますし、例えば左右の関節の成長力を比較することもできるんです。あとは、アゴが開かなくなった人を治した後に、状態の確認で撮影することもあります。」

家族「矯正治療は、MRIの結果によって変わるのですか?」

「MRIの結果によって顔のゆがみ、あごのズレの原因が分かれば、抜歯矯正の歯を抜く部位をMRIに基づいて最終決定したり、あごの非対称を改善する方法(片方のあごを吸収させて短くするのか、それとも成長させて合わせるのかなど)をそれによって検討したり、あごが小さい人のあごを成長させるかどうかや抜歯の本数をMRIを参考にすることもできます。また、MRIであごの音の原因が分かれば、軟骨のズレ(あごの音)をそのままマイルドに気にならない音にして様子を見るか、それとも軟骨の位置を改善して完治を試みることができるか、最終的な方針を決めることができます。また、場合によっては中学生から成人にかけて、今後矯正治療中にお口が開かなくなることがあるという原因と可能性をあらかじめお伝えしておくこともできます。」

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