生え替わり完了後に行う仕上げの治療(2期治療)

1期治療のみでの治療には限界があります。

一般的に、生え替わり完了前の矯正治療のことを1期治療といい、生え替わり後の矯正治療を2期治療といいます。
1期治療が終わり経過観察中に前歯が押されてあちこち動いた歯並びについては、2期治療で仕上げをしていきます。
1期治療をしていたから必ずしも抜歯しなくて良くなるということではありません。無理な非抜歯矯正はあごの関節に負担をかけ、口元を悪化させます。そうなりそうな場合は2期治療での抜歯の可能性をお伝えします。1期治療では、狭いあごを無理ない範囲で広げ、あごの関節、あごの位置や形態の改善、口腔周囲筋のバランスや機能の改善をすることで、予防、すなわち骨格の「悪化の芽を摘む」ことが目的となりますが、
2期治療では、骨格の成長のピークにおいて口元やかみ合わせの資料を基に(非)抜歯部位の確定、永久歯のかみ合わせを確立することとなります。

1期治療と2期治療

1期治療と2期治療

1期治療でのかみ合わせの改善によって成長期にも変化する

上あごの前下方への成長に対して、あごの関節を中心とする下あごの成長が不足すると、下あごが回転し、口が開きやすくなり、下あごが下がり、あごの下(首すじ)が後退します(下図左)。それらによって舌位が下がりいびきや口呼吸をもたらします。
下の写真右から左への変化は1期が終わった直後から2期が終わったときの典型的な変化です。1期治療により、身長が伸びる2期治療期間中のあごの自然成長がなされます。

噛み合わせ治療前・治療後 事例

あごの成長に伴う舌位と気道の改善

リラックスすると口唇が少し開く場合は、普段口唇を閉じるときに少しお口が緊張している証拠です。唇の幅の小ささや、唇の閉じにくさ・薄さを改善する、オトガイの前方回転により気道を拡大し鼻呼吸を確立する意図で、お口が閉じづらい人はあまりがたがたがなくても2期治療への移行に際して抜歯を計画することがあります。

レントゲンの撮影結果

2期の移行時期の決定

レントゲンの撮影結果

1期治療から継続して2期治療をいつ始めるかについては、12歳臼歯の萌出状況や種子骨のレントゲンの撮影結果(右図)をもとに、部活動や中学受験などを考慮して開始時期を決定します。

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