不正咬合と顔貌の関係

理想の側貌
Eライン(青線)に対して上下の口唇が接するか内側に入っています。
Nasolabial angle(赤線の角度)が100度前後です。
緊張無くお口が閉じれている状態です。
なお、矢印で示す部分をオトガイといいます。
上顎前突
Eライン(青線)に対して上(下)の口唇が出ています。お口を閉じた時にオトガイに付着する筋肉が緊張していることもあります(黒線)。前で噛んでいることが多いためあごの関節がずれたりゆるんでいます。子どもではあごの関節を正常化し、あごの関節を中心とした下あごの成長によりオトガイを前に成長させ、成人では前歯の位置だけでなく、あごの関節を安定化してからオトガイを前に持ってくることで、より美しい横顔となります。
下顎前突
上顎が引っ込んでいるかもしくは下顎骨の水平方向の発育が良い状態です。鼻の通りが悪く上顎の発育が悪いです。あごの関節に左右のズレを生じていることがあります。
開咬
普段から口が開いている場合があるので、口は閉じにくい事が多いです。お口を閉じたときには口元が緊張しています。オトガイは後下方に回転し、後退しています。あごの関節は小さく、緩んでいます。あごの関節のゆるみをなくし、唇と舌と噛む筋肉のバランスを改善することと、矯正によって奥歯を低くすることでオトガイを前上方に持ってくるようにします。そうすると矯正治療後のかみ合わせを安定化するだけでなく、美しい横顔になることができます。前歯の被蓋が浅く、顎関節に痛みを感じやすいことから二人に一人は顎関節症の発症歴があります。こういう人は特にあごの関節のゆるみを直さないと、矯正治療後に口が開いてきてだんだん前歯が当たらなくなってしまいます。
過蓋咬合
はぎしり、くいしばりの癖があり、噛む筋肉、唇を閉じる筋肉が発達しています。
かぶさりが深く前歯が当たります。下顎が前に出にくくなることから、あごや肩に疲れや違和感、不定愁訴を感じたり、年齢にかかわらず、犬歯や奥歯が異常にすり減ったりする事があるかみ合わせです。あごの関節は硬く、すり減っており、左右どちらかにズレていることも多く、あごの関節の音が鳴ったりしてきます。

早めにあごの関節の安定化を開始することで上顎、下顎の発育のコントロール、オトガイの成長方向のコントロール、筋肉のバランスが改善し、さらに当院で行っている舌や筋肉のトレーニング(MFT)によって、顎顔面の発育においてもより良い結果が期待できます。

抜歯やマイクロインプラント、夜間着用のヘッドギアによって口元の見た目(Nasolabial angle、E-line)を明らかに改善することが可能です。

一覧へ戻る

PAGETOP